吹抜けリビングの壁一面に本棚(新築とDIY)511
吹き抜けリビングの壁一面に本棚!
一階から二階にかけて、一面に!そして、わざわざ梯子をつける…
ロマンですね
これに挑戦しよう。新築のうちで、このスペースを確保できる所はリビングしかない。
→リビングは南側から大量に太陽光戦を入れたい
→本は日焼けNGだから北側に…と。
リビングは8畳が限界か…あれ?結構本棚細いな…
二階部分の本棚は、絵的には凄いんだけど、二階(裏)から本取った方が楽かな?
地震で降ってきたらシャレにならないしな…
まあ、本をギッシリ入れた本棚は、本棚が倒れない限り、地震に強いそうです。確かに中々抜けるものでもないな…
あれ?イメージより随分小さいような…
ハウスメーカーの◯ズキハウス様に伺いましたところ、273cm幅の壁一面本棚は施工費2〜30万円との事。
板買ってきて棚受けレール(ダボレール)で止めれば5万円でできるんじゃないの?
と、いう訳で、中央に一本出っ張りを付けてもらうだけで、後は自作する事にしました。
床の補強は忘れずに!
デッドスペースが嫌いなので、可動棚を設置しようかと。
その後、山奥の材木屋さんに電話すると…
え?一枚2万円!?杉でも?幅135㎝の本を支えられる木材はそんなに厚いんですか?ニス塗らないで、サンダーもかけなければ1万円?うーん…ささくれは困るな
結局、棚板はジャンボエ◯チョーで一枚3千円の極安パイン材を買いました。無塗装です。
それでも14枚で42千円もしました。
次はダボレールです。
ダボレールは苦労しました。価格競争や互換性の観点から、日本で最も標準的な規格を調査。
ダボレールとは…壁に可動棚を付けるための金属レールの事です。
コの字状の壁の内側に、金属のレールを4本ネジ止て、そのレールに棚受け金具を付けて、ピッタリと収まる木の板を載せます。
なぜ、可動棚にするかって?
ちょっと長くなりますが、ここ5年間、押入、WIC、収納庫、収納家具などを考え続けました。
押入れの中にルミ○スを入れたり、押入れに引き出しを入れたり、突っ張り棒を駆使したり、様々な事をしましたが、最終的に可動棚がベストだと思います。
メリット1
隙間にほこり入らない。壁と家具の間の掃除はしたくない。ルミ○スの下はルンバ君は掃除してくれません。壁面収納や収納室がいいです。
メリット2
無駄スペースが無い。壁に大きな収納家具を置くのと、壁のまるまる収納に使えるのとで収納量に大きな差があります。
壁面幅90cm×高さ180cm×奥行50cmの収納家具を2つ置いたとすると、中身1.3㎥程度です。壁面収納にすると、2.2㎥・・・なんと1.7倍にもなるのです。
しかも、棚を自由に取り付けられるので、ぎっしり入ります。
ぎっしり入るという事は、耐震性も増し、埃も減ります。(未実証)
さて、ダボレールに戻ります。
ネットで情報を集めましたが、情報があまりなく、レールの長さは調整できる?壁に予め埋め込む必要がある?この会社が倒産してもパーツは手に入る?などなど不安で、数ヶ月悩みました。
調査した結果、メーカー不明の『ステンレス棚受けレール』を導入しました。
メリットは、比較的安い、対荷重が多い、単純な壁に付けれる、薄い、壁紙に溶け込む白色もある、銀色がジャンボエ◯チョーでも売っており、この会社が倒産してもパーツが手にはいりそう等でした。
楽天のノナカ金物店さんで一本1026円(白色!銀の倍の値段。取付ネジ付)でした。8本で8208円。
ジャンボエン◯ョーで、スチール製?の銀が4本で2千円弱?で売ってたのが決定打でした。
この会社が潰れてもまだこの規格は生きるのです!
色々御教授頂いたので、もちろんこちらで購入しました。
まだ構造がわからず、訳がわからない状態でとりあえず注文して、帰ってきたメールに色々相談を返信したら、電話を下さいまして、最初の注文と全く違う内容の注文になってしまいました。
下記が私が使用しているダボレールです。
「ステンレス棚受けレール(白)」(画像を押すと詳細が出ます)
棚受け金具は、三種類ありました。最安の三角形のやつ(32円)
と、無駄のないL字(103円、本がギリギリまで入る)
と、滑り止めが付いた対荷重タイプ(124円)。
今回は大きな本を入れるので、本の上部に若干隙間を空けたいし、重さが半端じゃないので対荷重タイプにしました。
14棚×4個で5544円。馬鹿にならない値段です。
そして、出来上がったのがこれです。
幅273㎝、高さ255㎝、奥行30㎝、棚数14の、壁面本棚、57152円かかりました。
う〜んゴチャゴチャしてるぅ!以外と小さいな…
また整理したら画像更新しようかな。とにかく荷物を詰めたかったので…
後悔ポイント…部屋を広く見せれる、下に物を置くかも?との理由で、下は床のままにしていましたが、失敗でした。下10センチくらいは台状にしてもらえば、余分な掃除が一つ減ったかと思います。
今回のまとめ
一、壁面本棚は自作可能。経費も20万円近く削減。
二、自作しても材料費は高い!板高い!
三、ダボレールはよくわからないので、お店屋さんに相談してください。ダボレールをぼったくる店は稀なので、相談しても大丈夫!
四、可動棚についてはまた詳しく解説します