家事の時短22
さて、そろそろ本題に入ろうか。
そう、自由時間を増やす話だ。
自由時間を増やす方法は無数にある。
例えば、労働分配率を改善するとか、税金に税金をかけたり、利子に利子をかけるのをやめるとか。
身近な所で言うと、作業を省略するとか、家事効率を上げるとか。
私の言う、自由時間とは何か。
人様に指図されないで活動する時間の事だ。
万人は、1日平均24時間ちょいしかないので、自由時間を増やすには、自由時間でない時間を減らさなければならない。
私の自由時間でない時間を具体的に言うと、子供の世話1時間、料理1時間、食事1時間、洗濯取込収納30分、労働準備時間(通勤含む)2時間、労働時間8時間、風呂掃除と風呂15分、掃除片付け30分、皿洗い収納20分、睡眠6時間、その他25分として、計21時間となる。
これは脇目もふらずに最大効率で作業した時間であり、子供と楽しく準備したり、勉強を教えたり、妻と楽しく料理したり、晩酌したりしている時間は除かれている。
長い順に並べ替えると、
労働時間8h
睡眠時間6h
労働準備2h
子供の世話1h
料理1h
食事1h
洗濯取込収納30分
掃除片付け30m
労働時間8h
睡眠時間6h
労働準備2h
子供の世話1h
料理1h
食事1h
洗濯取込収納30分
掃除片付け30分
皿洗い収納20分
風呂掃除と風呂15分
労働時間…労働効率を上げたら、休日を増やして欲しいなぁ…
睡眠時間…10分間睡眠法等、削る方法はありそうだが、却下
労働準備…家の場所は嫁さんの希望だから仕方が無い。
仕事に行く準備の30分は、収納場所の改善等で、効率化を図れるかと思われる。
子供の世話1h…鞭で叩く等をすれば、一時的には速度が上がるかもしれないが、自由時間の幸せも崩壊するので、却下。
経営学的には、5s徹底、作業場の改善、作業の平準化、長中短期計画作成、モチベーションを上げるサークル活動、信賞必罰等が考えられる。
収納場所を改善して、時間測って朝の準備ポスターを子供と一緒に作って、ご褒美シールが貯まったらおもちゃを買ってあげて、自分で改善できるようになるよう、週一で話し合いでもようかな…
料理1h…収納場所の改善しか無いでしょう。毎日使うものは、肘を動かせば取れる所に、しゃがまない…無理かな…、冷蔵庫内とパントリーの見える化…結局収納か!
食事1h…これ以上早く食べないように気をつけているので、却下。
洗濯取込収納30分
嫁さんが日干しが好きなので、乾燥機による最大効率は難しい。
漬け置きの効率化、洗濯動線の検討、干し作業の効率化、収納システムの検討、収納作業の効率化又は省略、干したままの状態で子供が自分で取れるようにしたいなぁ…
個人的には、お手拭き、ふきん、ハンカチ、ナプキン等の区別が付きづらく、大変悩んでおります…
掃除片付け30分…掃除の元は『ほこり』!!ほこりの発生源は、布類、外からの風、テッシュ等。
収納場所を改善して布類はまとめて扱う、なるべく布製品は扱わない、寝室やWICは高床にして、ルンバがすぐかけられるようにする、泥まみれや砂まみれになった子供(通称泥ん子)は、風呂場に直行させる。(油断してたら、砂まみれの子供が、布団の上でビスケット食べてました。もちろんポロポロと…)
ティシュ?沢山使いますよ。ええ。
さて、片付けだが、私は
片付けする意味がわからなかったが近年わかってきた。
レベル1は、どこに何があるか把握していない状態。
引越しが趣味だった自由時間は、引越し準備を念頭に置いた収納システムだったため、そんな事は考えられなかったが、世の中には、どこに何があるかわからないクラスの家がある事を知った。
家族の死去等で、自分の管轄が一気に増えた場合はしかたがないと思うが、私の広島の友人が、わずか3年で地層を築いたやつがいてな。
ものの上にものが重なり、層を形成しているのだ。まだ高さは30㎝弱と、地層としては未熟だったが。
3年目当初は、まだどこに何が埋まっているか把握していて、ものを探すときは、がさごそと掘って下に進むんだが、何度も掘っているうちに攪拌されて、満3年次には、地層が無くなってしまい、ものも探せなくなってしまった。
ここで、ものを出す作業だが、
一、通路を確保する
ニ、探す
三、上のものを退ける
四、掴む
との動作だった。
片付けると、一〜三が省略できて、自由時間が増える。
レベル2…散らかっているが、自分のテリトリーを完全に掌握しており、どこに何があるか即座にわかる。また、物も重なっていないので、取るだけ。引出しを引く等の作業準備も無く、毎日使用するもの全てが布団の近くにある。
これは個人経営では最大効率の一つかと思われるが、家族みんなでやると、『リモコンはどこに置いた?』等の娯楽性の低いコミュニケーションが多発し、非効率原因を責め合い、最大効率を優先して、志向が一家離散に向いてしまう危険をはらんでいる。
また、掃除時間の大幅な増大又は、部分的な清掃断念箇所(いわゆる魔窟化)も生じ、将来昆虫類や菌類との泥沼戦争が起こる確率は100%に近いように思われる。
屈強な男子なら、共存も可能だが、婦女子の犠牲の上に成り立った効率化は推進困難な状況である。まあ、その、言いすぎたな…
あと、ほこりと言えば、ダウンライトの設置、カーテンレールの天井設置、エアコン天井内設置、等のほこりがたまる部分をなるべく排除。
また、カーテンの廃止、カバーの非布化等、ほこり発生源である布を減らす。
等も有効である。
レベル3としては、さらに、掃除効率を追求した、収納システムの設置であると考える。
これは、フラットな面をいかに増やすかにかかっている。
全てのものに住所を与え、収納するのだ。
言うのは簡単だが、やるのは大変困難だ。
やり方としては、まず、全てのルーチンを何処でどうするのが効率的か、作業工学に基づきラインを組む。
このラインを考えて、家を建てれれば完璧だ。
詳しくはいずれ書くが、最も移動が多い家事は料理かと思われる。
コンロ、流し、冷蔵庫を三角形に組み、パントリー、ゴミ箱、食器棚、ダイニングを脇に添える。
作業工学は単純なもので、料理や皿洗いの時に、何処に何回行ったのか他人に観察しておいてもらうか、自分で思い出せば良い。それを何回かやり、平均を取ってもいい。
工場とかでやる場合は、10人がランダムにうろつきながら、10秒に1回誰でも社員を見た瞬間に、何をしてたか記録集計したりする。
原因不明歩行とか面白い項目もある。
次に洗濯だろうか。
今は全自動なので、漬置き、干し、取込み、たたみ、分類、収納となる。
私はたたみ、分類、収納に一番時間がかかるので、干す段階に時間をかけて、たたみ、分類、収納の一部を省略している。
後は平日毎日使うもの、土日使うもの、季節により毎日使うもの、月1で使うもの、毎年数回使うもの、取っとくものを、使用する部屋毎に分類する。
使用する時間帯が同じならば、全く違う用途のものでも同じ場所の方が良い。
例えば『朝食セット』のような。
次に、各カテゴリーの容量を決めて、それが入るような入れ物を買ってくる。
入らないものは捨てるか、売るか、ストック置き場に。
そして、作業場所から0歩でしゃがまずに使える場所から順に配置する。
私が 大変だったのが、妻のカバンと子供服だが、これはいずれ書く。
これらの膨大な情報をまとめて、全部その場の壁面収納等にし、掃除の時間を極限まで圧縮するプランを作成したい。
ものは、使うところにしまい場所が無いからちらかるのである。
これら自分なりの理想的な収納設計を完成させて、いずれ諸君に公開したい。
そろそろ何を書いているのか忘れてしまったので、本題に戻る。
皿洗い収納20分、風呂掃除と風呂15分…これらも上記のとおりである。
皆、上記でいいような気がしてきたが、それは置いておく。
皿洗いは、食洗機との連動についてが重要で、新築ユーザーに対するキッチン業界の悲惨なカモり具合を知ってしまったので、これも後述する。
楽に風呂をカビさせない方法は、全くデーター取りしていないので、誰か小生に教えてください。